「百花繚乱」 時代を飾った銘機たち [カメラ・写真]
「各メーカーの威信を賭けたスター(フラッグシップ)たち」
うさうさです。まさにスター(星)の如く発売当事は手が届かない存在でした。 w(゚o゚)w オオー!
いつの間にやらブログ開始から1年が過ぎておりました。
本年最初の投稿。 (=゚∇゚) ほぼ、ほぼ月刊状態となっており恐縮でございます。 ≦(._.)≧ ペコ
久々のおカメラネタで。今までは変りダネ(変態系)が多かったので今回はマトモ(正統派)な機種で。
写真のカメラは80年代に日本の5大カメラメーカーから発売されておりましたフラッグシップ(プロ向け)達になります。当然フィルム(銀塩)タイプであり既に現役ではありませんが今でもそのオーラ(風格)は衰える事はありません。
豪華絢爛
なんとなく同窓会の写真のような・・・(^_^)
それでは彼らの簡単な自己紹介を
エントリーNO.1(一番奥左側)
MINOLTA α-9000 + モータードライブ MD-90(ニッカドバッテリーパック付き) 1985年発売
世界初本格的オートフォーカス一眼レフ α-7000 の次に発売された上位機種であり同社 X-1 以来のプロ向け一眼として発売されました。当時のカメラ機能をほぼ全て網羅しオプションでスチルビデオパック(デジカメのご先祖様的)も用意されておりました。
エントリーNO.2(一番奥右側)
CANON New F-1(AEファインダー付き) + モータードライブ FN(単三バッテリーパック付き) 1981年発売
ニコンと双璧をなすキヤノンのプロ向け一眼レフ。初代F-1(F-1N)の後継機で当時のライバルはニコン F3シリーズ。ファインダーやフォーカシングスクリーン及びモードラ等自動巻上げ装置の組み合わせにより撮影機能を変更できるのをウリとしておりました。
エントリーNO.3(真ん中左側)
Nikon F4(モータードライブ内蔵) 1988年発売
プロ向けのニコン Fひと桁機で初の本格的オートフォーカス一眼。発売当初はプラスチックボディーの為今までのFひと桁ユーザー(特にプロ)から非難轟々となったがファインダー交換式やダイヤル(アナログ)式の操作性等アイデンティティーは不変となっており同時期のキヤノン EOS-1とは対照的な造りとなっておりました。
なお、本来であればここでF3を紹介するのが妥当ですが所有していない為・・・でもF3 AFは欲しいぞ!
エントリーNO.4(真ん中右側)
PENTAX LX + モータードライブ LX(ニッカドバッテリーパック付き) 1980年発売
同社の創立60周年に発売された最高級一眼レフであります。ローマ数字の60が「LX」になるのがネーミングの由来。今回のカメラたちの中で一番の最古参であり最長の販売期間でもありました。
キヤノンやニコンと比べるとプロの世界での活躍は少ないですがその真面目な造りと当時では珍しい防滴構造により過酷な撮影現場では絶大な信頼を得ておりました。特にネイチャーカメラマンからは後述のオリンパス同様に人気を得ておりました。
エントリーNO.5(一番手前)
OLYMPUS OM-4 Ti(白) + ワインダー2 1986年発売
小型・軽量の雄オリンパスより発売された世界初のマルチスポット測光搭載一眼レフでこれは外装にチタンを使ったマイナーチェンジ機であり通称 白チタンと呼ばれる機種で後から黒塗装の「OM-4 Ti BLACK」が発売されました。オリンパスのカメラは一貫して小型・軽量をモットーに、またマクロレンズやストロボ関連が充実しており自然科学分野では絶大な支持を得ておりました。
ボディーのみ(巻き上げ装置無し)の状態(内蔵のF4を除く)
OM-4Ti の小ささが一際目立ちます。
既にフィルムを入れての撮影は10年以上していない機種が殆どですが大切に防湿庫で保管しており偶に動作チェックを兼ねて握り締めております。
プロ向けのカメラだけあって何れも30年前後の時を経てもシャッター、露出計等完動品となっております。
(流石にモルトは経年劣化しているのもありますが・・・)
※記憶の片隅コーナー※(不定期)
4年に一度の「因縁の対決」
ちょうど1年ほど前のブログでキヤノンとニコンの因縁の対決について書いておりましたがレンズの「白黒戦争」と併せてもう一つの対決が繰り広げられていたのです。
それは1秒間に何コマ撮影できるかのスピード対決なのです。スポーツの世界、特にオリンピックとなればなお更の事で・・・
それまでは秒間5コマ程でしたが決定的瞬間や連続(分解)写真を撮影する為により撮影間隔の短いカメラが求められていたのです。
始まりはキヤノン
1972年 夏季ミュンヘンオリンピック 旧F-1ベースの「F-1高速モータードライブカメラ」で秒間 9コマ、
さらに同年の冬季札幌オリンピックでは 秒間9.5コマにブラッシュアップ。
対するニコンは1978年に F2ベースの「F2H 高速モータードライブカメラ」で秒間 10コマを達成。が、1980年のモスクワオリンピックは日本を初め西側諸国の大多数が参加ボイコットする不運に。
お株を奪われたキヤノンは1984年にNew F-1ベースの「ニューF-1ハイスピードモータードライブカメラ」で秒速14コマ!を達成。
ニコンも遅れる事1996年にF3ベースの「F3H」にて秒間13コマに到達致しました。
その後AF(オートフォーカス)カメラ時代になりますとキヤノン EOS -1N RS(ピント固定)、EOS-1V(ピント追従)の秒間10コマ程となり以前ほどのスピードではなくなっております。
これは高速カメラが報道向等一部の限定カメラであり商業的な意味合いとデジカメやTVカメラの性能アップで開発意図が薄れた事が原因と思われます。
現在の両メーカーのフラッグシップは秒間12~14コマ(デジタル一眼)となっており、コマ数だけなら一部のコンパクトデジカメやスマートフォンですらそれ以上の機種が沢山ありますが写真(カメラ)はレンズ(システム)があっての事ですのでレンズラインナップやサポート体制の充実からみてプロの世界ではやはりこの2強が今後とも鍔迫り合いをして行くかと。
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うさうさです。まさにスター(星)の如く発売当事は手が届かない存在でした。 w(゚o゚)w オオー!
いつの間にやらブログ開始から1年が過ぎておりました。
本年最初の投稿。 (=゚∇゚) ほぼ、ほぼ月刊状態となっており恐縮でございます。 ≦(._.)≧ ペコ
久々のおカメラネタで。今までは変りダネ(変態系)が多かったので今回はマトモ(正統派)な機種で。
写真のカメラは80年代に日本の5大カメラメーカーから発売されておりましたフラッグシップ(プロ向け)達になります。当然フィルム(銀塩)タイプであり既に現役ではありませんが今でもそのオーラ(風格)は衰える事はありません。
豪華絢爛
なんとなく同窓会の写真のような・・・(^_^)
それでは彼らの簡単な自己紹介を
エントリーNO.1(一番奥左側)
MINOLTA α-9000 + モータードライブ MD-90(ニッカドバッテリーパック付き) 1985年発売
世界初本格的オートフォーカス一眼レフ α-7000 の次に発売された上位機種であり同社 X-1 以来のプロ向け一眼として発売されました。当時のカメラ機能をほぼ全て網羅しオプションでスチルビデオパック(デジカメのご先祖様的)も用意されておりました。
エントリーNO.2(一番奥右側)
CANON New F-1(AEファインダー付き) + モータードライブ FN(単三バッテリーパック付き) 1981年発売
ニコンと双璧をなすキヤノンのプロ向け一眼レフ。初代F-1(F-1N)の後継機で当時のライバルはニコン F3シリーズ。ファインダーやフォーカシングスクリーン及びモードラ等自動巻上げ装置の組み合わせにより撮影機能を変更できるのをウリとしておりました。
エントリーNO.3(真ん中左側)
Nikon F4(モータードライブ内蔵) 1988年発売
プロ向けのニコン Fひと桁機で初の本格的オートフォーカス一眼。発売当初はプラスチックボディーの為今までのFひと桁ユーザー(特にプロ)から非難轟々となったがファインダー交換式やダイヤル(アナログ)式の操作性等アイデンティティーは不変となっており同時期のキヤノン EOS-1とは対照的な造りとなっておりました。
なお、本来であればここでF3を紹介するのが妥当ですが所有していない為・・・でもF3 AFは欲しいぞ!
エントリーNO.4(真ん中右側)
PENTAX LX + モータードライブ LX(ニッカドバッテリーパック付き) 1980年発売
同社の創立60周年に発売された最高級一眼レフであります。ローマ数字の60が「LX」になるのがネーミングの由来。今回のカメラたちの中で一番の最古参であり最長の販売期間でもありました。
キヤノンやニコンと比べるとプロの世界での活躍は少ないですがその真面目な造りと当時では珍しい防滴構造により過酷な撮影現場では絶大な信頼を得ておりました。特にネイチャーカメラマンからは後述のオリンパス同様に人気を得ておりました。
エントリーNO.5(一番手前)
OLYMPUS OM-4 Ti(白) + ワインダー2 1986年発売
小型・軽量の雄オリンパスより発売された世界初のマルチスポット測光搭載一眼レフでこれは外装にチタンを使ったマイナーチェンジ機であり通称 白チタンと呼ばれる機種で後から黒塗装の「OM-4 Ti BLACK」が発売されました。オリンパスのカメラは一貫して小型・軽量をモットーに、またマクロレンズやストロボ関連が充実しており自然科学分野では絶大な支持を得ておりました。
ボディーのみ(巻き上げ装置無し)の状態(内蔵のF4を除く)
OM-4Ti の小ささが一際目立ちます。
既にフィルムを入れての撮影は10年以上していない機種が殆どですが大切に防湿庫で保管しており偶に動作チェックを兼ねて握り締めております。
プロ向けのカメラだけあって何れも30年前後の時を経てもシャッター、露出計等完動品となっております。
(流石にモルトは経年劣化しているのもありますが・・・)
※記憶の片隅コーナー※(不定期)
4年に一度の「因縁の対決」
ちょうど1年ほど前のブログでキヤノンとニコンの因縁の対決について書いておりましたがレンズの「白黒戦争」と併せてもう一つの対決が繰り広げられていたのです。
それは1秒間に何コマ撮影できるかのスピード対決なのです。スポーツの世界、特にオリンピックとなればなお更の事で・・・
それまでは秒間5コマ程でしたが決定的瞬間や連続(分解)写真を撮影する為により撮影間隔の短いカメラが求められていたのです。
始まりはキヤノン
1972年 夏季ミュンヘンオリンピック 旧F-1ベースの「F-1高速モータードライブカメラ」で秒間 9コマ、
さらに同年の冬季札幌オリンピックでは 秒間9.5コマにブラッシュアップ。
対するニコンは1978年に F2ベースの「F2H 高速モータードライブカメラ」で秒間 10コマを達成。が、1980年のモスクワオリンピックは日本を初め西側諸国の大多数が参加ボイコットする不運に。
お株を奪われたキヤノンは1984年にNew F-1ベースの「ニューF-1ハイスピードモータードライブカメラ」で秒速14コマ!を達成。
ニコンも遅れる事1996年にF3ベースの「F3H」にて秒間13コマに到達致しました。
その後AF(オートフォーカス)カメラ時代になりますとキヤノン EOS -1N RS(ピント固定)、EOS-1V(ピント追従)の秒間10コマ程となり以前ほどのスピードではなくなっております。
これは高速カメラが報道向等一部の限定カメラであり商業的な意味合いとデジカメやTVカメラの性能アップで開発意図が薄れた事が原因と思われます。
現在の両メーカーのフラッグシップは秒間12~14コマ(デジタル一眼)となっており、コマ数だけなら一部のコンパクトデジカメやスマートフォンですらそれ以上の機種が沢山ありますが写真(カメラ)はレンズ(システム)があっての事ですのでレンズラインナップやサポート体制の充実からみてプロの世界ではやはりこの2強が今後とも鍔迫り合いをして行くかと。
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